Pandora's Box
パンドラの箱
Pandra's Box
1991/11 発表
全米チャート 45位
1972-1982年の第一次コロムビア音源を
集めた3枚組音楽ドキュメント

できれば下に書いてあるコメントは読まずに、
自分の耳で“初めて聴く衝撃”を味わってほしい3枚組
アメリカ盤 日本盤発売中



DICS 1

01. When I Needed You
Chain Reactionのシングルから/1966年

02. Make It
6秒長いイントロつき

03. Movin' Out
別テイク

04. One Way Street


05. On The Road Again
未発表曲/1972年のセッションから

06. Mama Kin


07. Same Old Song And Dance


08. Train Kept A Rollin'


09. Seasons Of Wither


10. Write Me A Letter
ライブ/1976年11月ボストン・ガーデン

11. Dream On


12. Pandora's Box


13. Rattlesnake Shake
ライブ/1973年末ごろ(?)のFMラジオ番組から

14. Walkin' The Dog
ライブ/1973年末ごろのFMラジオ番組から

15. Lord Of The Thighs
ライブ/1978年7月4日・テキサスジャム
DICS 2

01. Toys In The Attic

02. Round and Round

03. Krawhitham 未発表セッション/1977年・Draw The Line製作時

04. You See Me Crying

05. Sweet Emotion

06. No More No More

07. Walk This Way

08. I Wanna Know Why
ライブ/1978年7月4日・テキサスジャム

09. Big Ten-Inch Record
ライブ/1978年7月4日・テキサスジャム

10. Rats In The Cellar

11. Last Childリミックス/曲の最後まで入ったフルバージョン

12. All Your Love未発表曲/1977年・Draw The Line製作時

13. Soul Saverセッション/1975年・Nobody's Fautの原型

14. Nobody's Fault

15. Lick And A Promise

16. Adam's Apple
ライブ/1977年7月4日・インディアナポリス

17. Draw The Lineリミックス

18. Critical Mass
DICS 3

01. Kings and Queens
ライブ/1978年3月28日・ボストン

02. Milkcow Blues

03. I Live In Connecticutセッション/1979年・Three Mile Smileの原型

04. Three Mile Smile

05. Let It Slideセッション/1979年・Cheese Cakeの原型

06. Cheese Cake

07. Bone To Bone

08. No Surprize

09. Come Together

10. Downtown Charlie未発表曲/1978年

11. Sharpshooter演奏=Whitford/St.Holms

12. Shit House Shuffleセッション/1978年South Station Bluesの原型

13. South Station Blues演奏=Joe Perry Project

14. Riff And Roll未発表曲/1981年

15. Jailbait

16. Major Barbara別バージョン(ブルースハープ入りテイク)

17. Chip Away The Stone別バージョン

18. Helter Skelter未発表曲/1975年

19. Back In The Saddle

20. <mysterious track> Circle Jerkシークレットトラック(1970年代のインスト・セッション)


ちょっと説明
コアなファンへの贈り物
これは単なるベスト盤じゃない。1970年代のアルバムを、じっくり聴き込んだファンへの贈りもの。できることなら最低でも「野獣生誕」〜「ドロー・ザ・ライン」までの最初の5枚を“よぉ〜く”聴いてからこの3枚組に触れたほうが、感動が増すことは断言できると思う。
間違っても、お手軽ベストと勘違いして、初心者に薦めたりするのはやめましょう。
本当は、この下の解説を読まないで、自分の耳で「初めて聞く衝撃」を味わって欲しい。
52曲中、半分が未発表(発売当時)
1992年2月、日本盤発売当時の雑誌広告を見ると
全52曲+ミステリアス・トラック(うち24曲がリミックス、ライヴなどを含む未発表音源)

この24曲の計算には、スティーブンが1960年代に在籍していたバンド、チェイン・リアクションのシングルB面曲「When I Needed You」を含んでいないと思われる(でないと、未発表曲が1曲多くなる)。
1曲目、スティーブン1966年の声でドギモを抜く。今とはかなり違う声質で、同じ人とは思えない。
2曲目は聴きなれた「Make It」…と思うと、イントロが6秒長くて「うわ! この曲は本当はこう始まってたんだ?!」と衝撃が走る。こういう仕掛けは数回もあり、フェードアウトされない「Last Child」のエンドで、この曲も本来はこんな終わり方だったんだ…とビックリする(ライブテイクの終わり方に近い)。

Blue Army(1970年代のファン)としての意見だが、Draw The Lineのリミックスは興味深い深い。このリミックス版が2002年発売のUltimate Aerosmith Hitsにも収録されたが、聴きやすいリミックス、どん詰まりの緊迫感溢れるオリジナル・テイクとの聴き比べは、いろんな連想ができて面白い(夏期講座第9章参照)


ライブもスゴイ! Rats In The Cellarのアイデアの元になったRattlesnake Shakeの唯一の公式録音(スタジオ・ライブ)や、ビデオは鍔されたテキサス・ジャムのビデオ未収録曲。