Japan Tour予習用CDガイド/改訂版 〜Just Push Play Japan tour 2002、若葉ファン向け厳選5枚〜 |
「By Request」で書いた記事の、パート2です。 昨年10月21日にも、パート1を公開していますが、3か月が経ちましたので そこでお約束した「来日直前@パート2」改訂版の公開です。 2002年の北米ツアー最終章から、最初の5公演を比較しています。 ただし、ネタバレの危険性がありますので、 フレッシュな気持ちで、予備知識なしでライブに行きたい人は読まないでください。 前回の1999-2000 Roar Of The Dragon時の予習用CDはコチラ。 ver1.4 2002/01/20 (2002/01/11: 26万ヒット達成記念企画) |
来日直前・曲目比較表 |
小さなホールでの スペシャルデーのセット。 変則的なので別に掲載。 |
こちらがツアーのレギュラーセット。 日本公演直前6公演を掲載(最後は01/17) |
以上が2002年01月の最新セットリストです。 黄色の文字がほぼ固定の曲、白い文字の曲は変更部分+日替わりナンバーです。 最近のエアロスミスは、コンサート時間は2時間ちょうど、曲にして約22曲演奏します。 セットリストは、ライブ1時間前くらいのメンバーミーティングで決まると言われています。 前日までの曲目をもとに、メンバーで意見を出し合って、日々手直しが行われます。 現在のライブは、ステージ後ろのスクリーンの映像、演出と連動しているので、 1980年代までのように、日によって曲が大幅変わる…ということは少なくなりました。 例えば、お気に入りのギターを使う曲だからはずせないナンバー、 連動する映像が用意されている曲など、動かせない理由があります。 シングル不発の「Fly Away From Here」「Sunshine」も既に通常セットレから消えました。 ただ、絶対にやらないというわけではなく、日本でファンのリクエストが多かったら、 ひょっとしたらジャパンツアーのどこかで復活するかもしれません。 セットリストは「生き物」です。ライブが始まるまでは、何が飛び出すかわかりません。 ただ、上の表を見てもらうと、ある程度の予習・予測はつくのではないでしょうか? |
出てくる曲の多いアルバムは? ここから下は、パート1を流用(一部改訂済) |
Just Push Play ジャスト・プッシュ・プレイ |
Beyond Beautiful
「Just Push Playワールドツアー」としての来日なので、このアルバムの曲が多くなるのは当然。Jaded Just Push Play Drop Dead Gorgeous Light Inside I Don't Want To Miss A Thing 以上6曲 「ミス・ア・シング」は日本盤CDのみボーナストラックですが、持ってる人も多いので、一応収録曲としておきます。この曲は最近、イントロがピアノ風に静かに始まる「Animal Crackers/アニマル・クラッカーズ」(映画「アルマゲドン」サントラ収録)のイントロに近いアレンジでされることが多いようです。 |
|
Toys in The Attic 闇夜のヘヴィ・ロック |
Big Ten Inch Record
第3レグでは、5曲目の盛り上げで「Big 10"」が出てきたり、ラストの「Sweet Emotion」の前に、短いんだけどメドレーで「Uncle Salty」がくっついてきたりと、今年特に目立つアルバム(アメリカで最も人気のあるアルバムだから…という声も。日本では必ず「ROCKS」の曲をやれ!という声が出る)。Walk This Way Sweet Emotion Uncle Salty 以上4曲 No More No More Toys In The Attic イレギュラー2曲 第3レグ序盤では出ていませんが、「Toys In The Attic」も、出たら会場熱狂という人気の高い曲です。 |
|
Aerosmith 野獣生誕(エアロスミスT) |
Mama Kin
「Dream On」は、デビュー以来26年歌い続けている曲で、これを聴かないとエアロスミスを見たことになりません。一時期セットから消えた「Mama Kin」もリクエストが高く、現在はレギュラーセットに入っています。Dream On レギュラー2曲 Walking The Dog One Way Street 2002年にはまだやってないけど、イレギュラー2曲 イレギュラーですが「Walking The Dog」「One Way Street」も人気の高い曲です。初期の曲は「ジャム・セッション」向きなので、演奏してくれると長めのプレイになります。 日本では一度も演奏したことのない「Make It」を聞きたいと、ファンレター作戦を展開してる知人がおりますが…。どうなるでしょうか?(笑) |
|
Live! Bootleg ライブ!ブートレッグ |
Mama Kin / Dream On
このアルバムまで推薦すると、「初期6枚は必修科目!」という管理人の趣味が丸出しではないか?!というツッコミが来ると思いますが、そのとーりです(^^Walk This Way / Sweet Emotion Draw The Line / Train Kept A Rollin' Mother Popcorn レギュラー7曲 Back In The Saddle Last Child Lord Of The Thighs イレギュラー3曲 リクエストにより登場する要注意曲「Back In The Saddle」「Last Child」「Toys In The Attic」など代表曲が、1970年代の荒々しい演奏で聴けるので、買っても損はありません。 なお「Mother Popcorn」は、このライブ盤のみに収録されていて、スタジオ録音はありません。 |
|
Big Ones ビッグ・ワンズ |
Eat The Rich
最新アルバムを除くと、Done With Mirrors(オリジナルメンバーでの復帰アルバム)以降の曲が少ないのが今回の特徴です。なにしろ、再結成ヒット第1弾という金字塔「Dude」までセットから消えました。Love In An Elevator Cryin' Livin' On The Edge What It Takes レギュラー5曲 Janie's Got A Gun Rag Doll イレギュラー2曲 1987年代表曲は、「Nine Lives」収録の「Pink」を除いてこの「Big Ones」でフォローできます。昨年11月21日には、2枚組アンソロジー「ヤング・アンド・ラスト/アンソロジー」も発売されました。 |
|
今回は、以上5枚を選びました。 前回Roar Of The Doragonツアーの予習用4枚と同じなのは「BIG ONES」「LIVE! BOOTLEG」、 同じでは面白くないので、「GREATEST HITS 1973-1988」「A LITTLE SOUTH OF SANITY」は わざと落としました。 以上の5枚でフォローできていない曲は Pink=「ナイン・ライブス/Nine Lives」収録 Sick As A Dog=「ロックス/Rocks」収録 Season Of Wither=「飛べ!エアロスミス/Get Your Wings」収録 Monkey On My Back=「Pump」収録 Stop Messin' Roundは、Fleetwood Macのカバーで、エアロスミスの録音はありません。 |
前回は新作ツアーではない、日本だけの特別企画“ミレニアム・ベストヒット”ツアー、 もう2度とないかもしれない「ヒット曲オンパレード!」のスペシャル選曲でした。 そのために、ファンクラブAF1を通じて、日本のファンのリクエスト投票も実施されました。 今回は、「Just Push Play」ワールドツアーの一環ですから、同作が中心となるでしょう。 ほかに、日本公演では特別に出る可能性のある(?)「Lick And A Promise」など、 まだまだ要注意曲もありますが、それらはまたの機会に(全部初期6枚に入ってます)。 できる限りレンタルしないで、1枚でも2枚でも買って聴いてあげてね♪ |