ニュース特別版
チケット問題、BOYSの対応(日本ではありません)

下リポートした、アメリカAF1(Fansrule)のチケット問題の続報。今度はいい話題です。
ROCK THIS WAYのコンサートレビューで見つけた話から。
http://members.nbci.com/rockthisway/aerosmith/live/reviews.htm

2001-06-18/Jones Beach Amphitheatre, Wantaugh, NY
Ralph Dellamorte氏が
「FANSRULES AT JONES BEACH!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
という題名で投稿した記事によると
(大意)
ハジから2列目の席に座ると、係の女性が来て席を移るに言われた。「ファンズルールから、このクズ席のチケットを受け取ったのですか?」と質問され、そうだと答えると私の名前をリストと照合し、そしてバックステージパスを手渡してくれた…というお話。

アメリカの口語英語なので意味がよくわからない部分があるんですが、ファンズルールのドジでハジッコの席を配券された人は、この日、ステージ(の脇?)でコンサートを楽しみ、お詫びとして終演後にはバックステージに招待されたということらしい。「エアロスミスもチケットの問題は知っていて、全力をつくしている」みたいなことを、スティーブンたちが言っていたとか。またWalk This Wayの途中でスティーブンが彼らの前に来て「ARE THESE FUCKING GREAT SEATS!!!! ARE THESE FUCKING GREAT SEATS!!!"」と言ったとか。

まだチケット問題は解決していない(チケットが到着していない人もいる)ようだし、なんやかんや言っても14列目のそれほど悪くない席が来た…という声もWEBで読みました。またFansruleでチケットを買った人全員がバックステージ招待されているようでもないので、特に席の悪かった日の救済措置なのかもしれません。

でも、やりますね、Boysも。これで「ファン想いのエアロスミス」の看板は下ろさなくても済みそうかな?

(2001/07/11加筆)
その後も、トラブルにあったファンをサウンドチェックに招待したり、ステージ枠や横にファンを入れたりと、ボス(スティーブン)もファン対応をしながらツアーを続けているようである。



ニュース特別版
アメリカAF1でトラブル(日本ではありません)

以下の記事は、アメリカ本国でのファンクラブAF1の混乱についての記事です。末尾に明記してありますが、日本のAF1とは直接的に関係ありません。

あまり楽しい話題ではないので、書こうかどうしようか迷ったのですが、ボストン・ヘラルドなどアメリカ本国の新聞でも取り上げられている関係上、ひょっとすると週明けには日本の音楽ニュースにも登場するかもしれません。当サイトでもAF1案内を掲載している責任上、先手を打ってご報告してきます。日本の事情も書いた最後の部分まで、必ずお読みください。



エアロスミスの新ファンクラブ、チケット扱いで非難集中
6/2付けボストン・ヘラルド

「ボストンが生んだヒーロー、エアロスミスのツアーがいよいよスタートする。このツアーは9月までの間、アメリカ国内をサーキットする。いつもはボルテージをあげた熱狂的なファンが最前列に詰めかけ、ツアー再開を祝うのだが…。今回は、そうはいかなかった」という書き出しで、ボストン・ヘラルド新聞6/2付けに記事が掲載された。

要約すると、以下のとおり。

エアロスミスはファンクラブAeroForceOneの運営会社を、これまでのFan Asylum社から、今年になってFans Rule社に契約変更した。ところがFans Rule社がチケット先行予約の取り扱いで大失態を行い、申し込みをしたにも関わらずチケットが手に入らない会員が続出するという深刻な事態になっている。

ファンサイトのAerosmith Fans Dot Comでは「3万人の会員が怒っている」という内容の声明を発。また他のファンサイトに投稿された「幸運にもTicketmasterから、ボストン公演の10列目を手に入れた。しかし、この席は本来ファンクラブ会員の優先席だったはずなのに」というファンの声も聞かれる。ファンクラブ側代表者は「問題は把握している。現在、事態解決のために全力を尽くしている」と繰り返すばかりだ。

以上ボストン・ヘラルドから


以下は、管理人Akiraによる加筆
その後、ファンサイトAerosmith Fan Dot Comでは新たに
Bad News For Fan Club Members! F-U-C K-E-D A-G-A-I-N...
という激昂した見出しで、Aerosmith, AeroForceOne, and FansRuleに当てた公開質問状ともとれる声明文を発表している。内容は、以上のような窮状を説明し、FansRuleの失態と、失望したファンの声を代弁したもの。抗議文の宛て先を明示し、「まだファンクラブ会員でないなら、絶対加入してはいけない」と結んでいる。

このFansRuleによるトラブルは、AeroForceOneのホームページが旧Fan AsylumからFansRuleに譲渡されたときから噴出していた。全然更新されないニュースページ、ツアーのウワサが出ながら一切発表なし(Fan Asylum時代は、AF1を通じて発表されるのが恒例だった)。チケット会社がチケット発売を発表してから、後手に回っての「先行予約」受付けなど。その結果が、申し込み者にチケットが配布されないというトラブルへと発展した。

ここでまで読んだみなさんの知りたいことは、日本のAeroForceOneは大丈夫か? という点だと思う。既にAF1Jが、先週トラベルパッケージの募集告知はがきで先手を打って説明しているように、日本のファンクラブは幸運なことに現在独立団体となっている。ジャパンツアー時の会員向けチケット販売も、AF1Jと招聘元での関係で供給されるため、アメリカのようなことにはならない。チケット面での心配は無用。もちろん先日募集したトラベルパッケージも日本独自企画なので、この本国の混乱とは関係なく実施される。

だが日本でも、会報(NL)や会員に配布するピンズなどを本国FansRuleから供給される関係になっているので、全然影響がないわけでもない。新しい会報も発行されなければ、ピンズもまだ作られていないのである(日本からは本国FansRuleに催促し続けているそうだ)。

頼むよ、ボス(スティーブン)。早く手を打って、ファンを安心させてほしいものである。
文責・Akira