1970's Cool Rocks
<今も車の中で聴き続けてるアルバム>

選者:moonwead
1970年代中期、東新宿にあった某輸入盤屋でバイトをしていたmoonweadさん。
一緒にバイトしてたのが、松村雄作氏(ロッキング・オン創刊4人組の1人)だったそうです。
1970'sの生き字引のお1人。今回はハードロックで選んでもらいました。
選者からひと言
「実際に聴くのはほとんど車の中、でも、たまには、家で聴くのです(後が恐い(-_-;)) 」

Hawkwind : Doremi Fasol Latido
ホークウィンド/ドレミファソラシド
Released : 1972
サイケデリックというよりハードロック、破壊的エフェクトシンセの乱舞。地を這うように延々と続くDrumsのビート。
一時は、英国でも人気No.1だったこのバンド。爆音で一度は、聴いてみるべし(^○^)
Cactus : Cactus
カクタス/カクタス・ファーストアルバム
Released : 1970
アメリカでの正統派ブルースロックのルーツ?
英国のブルースロックバンドに押され気味だったアメリカロックシーンに、運命的な間違いで登場したこのバンド。
一曲目のParchman's Farmのスピード感に痺れます。
ベスト盤ですが>サンプル視聴
Deep Purple: Fireball
ディープ・パープル/ファイァボール
Released : 1971
“何で、こんなメジャーなバンドを”って気もするし、本来ならIn Rockを出すべきなんだろうけど、ハード&ヘビーならこっちのが上でしょう。
特にアナログ盤だとB面に当たるThe Mule、Fools、No One Cameは、聞き物。何度も聴いているうちに味のでるスルメのような好アルバム。
UFO:UFO
UFO/UFO登場
Released : 1971
マイケル・シェンカーという超達人が参加した、同じバンドとはとても思えない荒削り(過ぎ?)なデビューアルバム(^○^)
重たくてからまりそうなDrums、危なげなGuitar・・・でもカモンエブリバディーは、名演奏、私は、大好き。
Montrose : Montrose
モントローズ/ハード★ショック!
Released : 1973
アメリカのバンドにこんな凄いハードロックバンドがいたぁ〜と驚いた印象が未だにあるモントローズ。
とにかく英国っぽいディストーションの効いたギターサウンドは、“ギブソンレスポールにマーシャルアンプボリューム1,000(^○^)”病み付きになります。許される限りの大音量で楽しみましょう。
Johnny Winter :
Johnny Winter And...Live
ジョニー・ウィンター・アンド.../ライブ
Released : 1971
100万$のギタリストと華々しいデビューを飾ったJ.Winterのバンドとしては、2枚目のLive Album。
リードとリズムギターが仲良く曲を演奏するというのとは、正反対。凄まじいギターバトルで熱くなりたい方にお勧めします。
Van Halen : Van Halen
ヴァン・ヘイレン/炎の導火線
Released : 1978
何をいまさらって言わないでね。このデビューアルバムには、ハードでラウドからポップでキレイなハーモニーまでが思いっきり詰め込まれている。多重に掛けられた超ディストーション&エコー処理のギター、スーパーシャウトなボーカル、完璧に近いバックコーラス、2本を繋いで長くした4本のバスドラム・・・。AOR全盛の時代に差し掛かっていた時期のドダダドダは、新鮮だった!
惜しいのは、収録時間が短いくらいだな(^○^)

凡例
アーチスト名のアンダーライン(リンク)は、All Music Guideのアーチストページにリンクしています。
サンプル視聴は、部分的ですが音が聴けるCD NOWのアルバムページにリンクしています。



Text by moonwead
Editor : Akira 2001