昨年春からAERODYNAMICSでお伝えしてきた、新作「JUST PUSH PLAY」発売までの ニュース総集編です。 プロデューサーの交代、題名発表、発売日が動いたり…等々の経緯がわかります。 記事の性格上、原文をそのまま時間経過の順番に記載しています。現在からみると、 一部間違っている部分もあります。またリンク先は、既に内容やデザインの変わったところ、 つながらないところがあることはご了承ください。 |
Aerosmith is in the studio shooting for a March release of its next Columbia album. The band, which often generates headlines during the recording process, originally went in the studio with hotter-than-hot producer Matt Serletic, who produced the group's No. 1 smash "I Don't Want To Miss A Thing" from the soundtrack to the 1998 film "Armageddon." But Aerosmith's Steven Tyler and Joe Perry ultimately decided to produce the album themselves with songwriters/producers Mark Hudson and Marti Frederiksen, both of whom have worked with the band over the years. The set will be Aerosmith's first since "Nine Lives," which debuted at No. 1 in April of 1997. "They already have nine or 10 songs done. They'll be recording more in September or October and then mix in November and December," says the band's A&R executive, John Kalodner. "They didn't ever get out of pre-production with Matt. It just didn't evolve into them working together. However, if something right came up, they'd work with him again. He's great. The guys just already had a vision for a whole work of art that they wanted to do with Marti and Mark." Serletic's representative declined to comment by deadlin エアロスミス、スタジオに再集結 (大意) エアロスミスは、コロムビア・レコードから来年3月発売される予定の新作のためにスタジオ入りしている。 最初、1998年のNo.1ヒットを記録したアルマゲドンのテーマ、「ミス・ア・シング」で成功を収めたプロデューサー、 マット・セレティックと作業を開始した。 だが、スティーブン・タイラーとジョー・ペリーは、バンドと一緒に働いてきたソングライター/プロデューサーの マーク・ハドソンとマーティ・フレデリクソンとともに、セルフプロデュースすることに決定した。 「エアロスミスは既に9〜10曲の作業を終えている。録音は9〜10月まで、11〜12月はミキシングになる」と A&R担当のジョン・カロドナー。 「マットと行ったプリ・プロダクションは使い物にならなかった。作業状態が進展しなかった。 しかしながら、チャンスがあれば、またともに仕事をすることもあるだろう。マットは有能な男だよ。 バンドは既に、マークとマーティとどのような構成にするか、作業の絵図面を描いている」 なお、セレティック側は、これについてノー・コメントだった。 |
『(とにかく音を聴けば)自分がどうしたらいいか、耳が教えてくれる』とジョー・ペリー。 2001年春にコロンビアから発売予定のニュー・アルバム(タイトル未定)の準備は着々 と進んでいる。 現在、ボストン郊外にある『ザ・ボーンヤード』と呼ばれるジョー・ペリー宅のスタ ジオにて作業は進められている。スタジオ内にはヴィンテージ物のギターやアンプが 並び、壁にはジミ・ヘンドリックスやピンナップガールのポスター。レオパード柄の じゅうたんが敷かれ、等身大のトニ・ソプラノのポップが置かれている。このアルバ ムは、タイラー&ペリー&マーティ・フレデリクソン及びマーク・ハドソンの共同プ ロデュースとなり、また、作詞作曲も彼らの共同で行われている。現在迄に約20曲が レコーディングされ、その中には『Jaded』、『Beyond Beautiful』、『Under My Skin』、『Avant Garden』などの曲がある。 無名プロデューサー起用について、「今回は大物プロデューサーを起用してそのやり 方に任せるようなことはしたくなかった」と、ペリーは言う。「他のプロデューサー を考えたりしたら、オレの胃は痛んだろう。今はより自然に感じている。自分達のエ ナジーを、プロデュースし直される必要は無かったんだ。実は外部の大物プロデュー サーと仕事をする時はいつも、そういうことになっていたがね。ただ自然にやれば、 スパークするのさ」 ペリーの家から数マイルの位置にあるタイラー宅では、自宅スタジオでタイラーがメ イン・ヴォーカル及びコーラスをレコーディングした。タイラー曰く、「何でも『手 の届く範囲』で便利で良い」。また、「お互い言いたいことをぶつけ合ったよ、時に は野蛮なくらいに。でも、だから早く曲作りが出来たんだ」 タイラー&ペリー、及びバンドメイトのブラッド・ウィットフォード、ジョーイ・ク レイマー、トム・ハミルトンの5人は、新譜発表と同時に強力なワールド・ツアーを 開始させる予定。誰も彼らを止められない。 Copyright : Aero Force One - Aerosmith Officail Fan Club |
というのも、エアロスミスは早々とサンタのプレゼントたっぷりの袋を手に入れたからだ。 まず最初のニュースは、ドリーム・オンのヒットから25年が経ち、Rock and Roll Hall Of Fameの 殿堂入りを決めたことだ。次はAmerican Music Award(新曲発表と生涯功労賞受賞)、 そして今、ハリウッドのWalk Of Fameに星型を刻むことになった。HO! HO! HO! (注:Walk Of Fameは1999年に決定していたが、2001/01/09に実際に星型プレートを埋め込みに行く)。 ※この行事は結局また延期となった。 「たいしたことじゃないと思う奴もいることはわかってる。だが、冷静に考えてみろよ。 これって結構値打ちのあることなんだぜ」とスティーブン・タイラー。 「殿堂入りはするのは難しいんだ。毎年、才能ある連中がたくさんノミネートされる。 殿堂入りが決まったというのは、すごいことさ」とジョー・ペリー。 これらの報道の前、スティーブンとジョー、トム・ハミルトン、ブラッド・ウィットフォード、 ジョーイ・クレイマーは、ジョーの地下スタジオで新作の録音に励んでいた。1997年の ライン・ライブス以来の、スティーブンとジョーが初めて共同プロデュ―スに名を連ねた新作に。 「俺たちは(ソングライターでもある)マーティ・フレデリクソンとマーク・ハドソンと一緒に仕事を したんだが、いい音が作れたよ。最高の気分だね」とジョー。 このアルバムは「俺たちが1970年代に作った作品を思い出させると思う」と続ける。 「でも、こいつは本物の最新録音だ。たくさんのギターに、とにかくハードでヘヴィーなロック。 スティーブンだって、以前よりうまく歌ってる。前より伸びやかに歌えてるのさ、以前とは違ってね」 このように、バンドの周辺がにぎやかなのにもかかわらず、ボストンのラジオで彼らの新曲は 流れないことが気になるようだ。ホームタウンで彼らはオールディーズ扱いされている。 ジョーは言う。 「15年もの間、いつも新人の若僧じゃいられない。ボストンの局がトレンドのヒットを流してるが、 これから何が起こるかはお楽しみに…だな。つまり、俺たちは今回の作品に満足してるってことだ」 バンドは、新年1月8日のアメリカン・ミュージック・アウォードで、ニューアルバムからの 先行シングル「Jaded」を演奏する。またJadedのビデオクリップの撮影、そしてワールドツアーの 準備も着々と進んでいる。 「1日に20時間も新作のために働いているんだ。あと1年かかるかとも思ったんだが、 ことのほか早く仕上がった。それでアメリカン・ミュージック・アウォードで(新曲を)発表できるって わけだ。準備はできてるよ」(ジョー) ※スティーブンの発言で、どうしても意味がとれないところを一部省略しました。 |
2001/01/01
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朝日新聞1/1号(テレビ・ラジオ面16)より
ロックの新世紀はエアロスミスで始まる。 NEW ALBUM 3月中旬発売予定 NEW SINGLE「JADED」2月下旬発売予定 でかいです。 コピー(ロックの新世紀は…)も、でかく出ました。サイズもでかくて、新聞の全面広告(1ページ全部)です。スキャナを通らないので壁に貼って、元日からデジカメを稼働させるはめになりました(オリジナルは白黒ですが、発色が悪いのでちょっと補正して青みをかけています)。 ソニー(SME)さん、気合入ってるわ。こりゃ。前作もプロモーションに力を入れたけど、今回は3か月前からやるかい! 既に店頭ポスターも登場したそうで、もうこれは期待せずにはいらません! 21世紀最初の年も、こりゃいろいろ忙しくなりそうですよ。今からわくわくするのも、正しいファンの楽しみ方。今年も頑張りましょ。 |
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放送局などに配布された「JADED」のサンプルCD、こんな歌詞カードがついているそうです(大型サイズもあります) 実際にCDについてるものは印刷物ですが、原版はスティーブン・タイラーの手書き(でなければ巧妙なフェイク<真似>だけど…まねする必要性がないものな。サンプル盤の歌詞カードだし。直筆でしょう) この資料、AERO FORCE ONE Japan OfficeからFAXでいただきました。FAXのため多少不鮮明です。残念ながら本物は私、持っておりませんので誤解なきよう(^^ おーい、番頭さん+えす〜。こういうモノがあるそうだから、頑張って手に入れてちょーだーい。 |
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ラジオ・エアプレイ用として配布された「JADED」1曲入りプロモ盤の画像が回ってきました。絵柄などは、先日紹介したと「本家」エアロスミス・ドットコムに現在アップされているものと同じ。 伊藤政則氏の番組での発言によると、「インタビューを申し込んだが、まだ録音中で時間がない」という返事。1/9に行われる予定だった「手形埋め込み」セレモニーも、再び延期になった模様。 ホームレコーディングにひっかけて、「今回はコーザ・ノストラ(マフィア)のような地下生活だ。でもトンネルの出口は見えた、見通しは明るい」と新作について語っていたジョー。さて、3/14のリリースに間に合うのか? わくわくして待ちましょう! |
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1. Avant Garden - 4:52 2. Beyond Beautiful - 4:45 3. Drop Dead Gorgeous- 3:42 4. Face - 3:05 (Best Buy) 5. Fly Away From Here - 5:01 6. Jaded - 3:34 7. Just Push Play - 3:51 8. Light Inside - 3:34 9. Luv Lies - 4:26 10. Outta Your Head - 3:22 11. Sunshine - 3:37 12. Trip Hoppin' - 4:27 13. Under My Skin - 3:45 14. Under My Skin (reprise) - 1:00 |
2001年スーパーボウル・ハーフタイム・ショウで、ブリトニー・スピアーズが着用していた エアロスミス・レトロ・ビスチェについて、AF1に問い合わせが殺到しました。 この衣装には、こんな裏話があります・・・。 今回の出演を依頼されたブリトニーは、エアロに敬意を表してエアロTシャツを着たいと思い立った。 そこでブリトニーのマネージメントがエアロのマネージメントに連絡すると、好きな物を選べるようにと 過去のエアロTが4-5着送られて来た。しかし、それらは単なる最近のエアロTではなく、 貴重な70年代のヴィンテージ品だったため、エアロのマネージメントが「要返却」で貸し出したのだった。 それを受け取ったブリトニー、一番気に入った1着を選び、なんとそれをスタイリストに依頼して 自分に合わせた衣装に作り替えてしまったのだ。やがてスーパーボウルから数日後、 ブリトニーはエアロとの約束を守って貸し出された衣装を返却した。 しかしそれはもはや元のTシャツではなく、ブリットニー仕様のエアロ・ビスチェだ。 微笑ましく形を変えたエアロTを見たスティーヴンは、それを記念に額に入れて飾ることにした・・・。 (翻訳協力・pineさん) |
今週28位に上昇しているエアロスミスは2/20にマキシ・シングルを発売します。 取引先の卸の話では、1−2週間で廃盤とのことですので、お求めのお客様は、 お早めにご予約ください。(あめりかん☆ぱいのホームページでは、正式に「廃盤」と 連絡が来るまでは「発売中」を表示しています。) |
先週このコーナーでご紹介したエアロスミスのマキシシングルは3/13に発売延期に なりました。すでにご予約いただいているお客様には入荷次第ご連絡します。 |