音盤発掘隊調査日誌
レコード中毒患者の涙ぐましい日々

1999年08月編
勝負!
1999/08/10 Tue

このホームページのリンクを作りながら、資料係・Toyo君と、makin君とチャットを2時間。
もう寝ようかと思ったところで、ふと思いついた。
「久しぶりに、中古レコード・サーチでもしてみるか」

ちょうど記事にも使う「Dream On」のシングルを聴いていたところだった。
現在探している「Dream On/ Sweet Emotion」というシングルは、
ColumbiaのHALL OF FAMEシリーズ(ベストカップリング再発)3枚の中で唯一、
450円払うのをためらって逃した盤だ。一生の不覚!
(シリーズの残り2枚は、ちゃんと450円ずつ払って手元にある)
Dream On / Sweet Emotion のカップリング、両方ともエディットのはずである。
こんなホームページを作るなら、資料として買っておけばよかった。

「あら、あるよ。値段は…5ドル50。どれどれ、どんな店か覗いてみようか?」

なんと30品目近くエアロのシングルがリストに並んでいるではないか!
第1期Columibia在籍時、Train Kept A Rollin'までほとんどリストアップされている。
ドーナッツ盤なんてものは、実際買って聴いてみなくちゃ、わからないことも多い。
全品目5ドル50。送料も、そこそこ安い。

「えーい! いったれ!」
さすがに30枚全部買うと、2万円近くなる。しかも結構ダブリ盤も多い。
減らしても…23枚がリストに残った。もうためらう必要はない。メールを書いて送信。
カタコトの英語で書いた内容は、こんなもんだ。
「ここに書いたブツ全部ほしい。お前、いくつ持ってるか? あるだけ買う!」
返事がくるのが楽しみだ (その後、10日たっても返事は来なかったが…)


「外国さま」からの小包
1999/08/12 Thu

仕事から帰って来たら、郵便局の不在通知が。
差出人「外国様」………。
暑いからって、忙しいからって、せめて国の名前くらい書いておくれよ、郵便屋さん!

翌日配達された小包は、2か月前に注文したドイツの中古屋からの船便だった。
この店は、盤質管理はそれほど厳しくないけど、とにかく安い。
エアメールを使うと、その安さも帳消しになってしまうので、船便を使うわけだ。

小包を開けたら…
Dream On/Sweet Emotionの、上で書いたカップリングが出てきたよ。およよ…。
今回の目玉は、Run DMC (wtih Aerosmith)の「Walk This Way」の12インチで、
一緒に頼んだ「おまけ」の物件は、忘れてたんである。とほほ。
*この店の船便の場合、LPと12インチは10枚まで送料均一8.5ドル

「Walk This Way」は、この店では珍しく盤質Aの極上品。これで1950円なら安い…。
Dream On/Sweet Emotionは、状態Bだけど380円。
ほかにエアロ以外を9枚買って合計8400円(送料込み9600円)。
しまった! ついでに買ったもんで足が出た!

週末、石川博士にこの話をしたら「なんだ、日本盤12インチ持ってたのに。言ってくれれば…」
とほほ×2である。

ロック秘密結社・夏の陣
1999/08/14 Sat

3か月に一度の「ロック秘密結社・関東大会」夏の陣である。
なんのことはない、男4人・女1人の合計5人で、ロック酒場で飲む日だ。

ただし、メンツが濃い。
こちらは「ホームページ1号」関係者の集まりなんだが、
 世界のオヤマ巨匠
 パイロット研究家日本一・まりこさん(オヤマさんの奥さん)
 吉岡名人
 石川博士
 あきら

なにしろ、世界の…と、日本一…のご夫婦が出てきちゃうんである(笑)。
世界のオヤマさんは、10CC日本一を通り越し、世界ランキングに入る人。
ひとつのバンドを、レコードからラジオ・ライブまで調べ挙げて、その数1800。
既に1000点以上は集めたという、とんでもない人である。
しかも、それとは別にマドンナも追いかけているのだ。

あきら 「オヤマさんが買った、イチバン高かったものは?」
巨匠 「結婚前だけど、マドンナの『エロチカ』のピクチャーディスク。発売前に
    回収になったやつ」
あきら 「いくら?
巨匠 「………14万円」

この人を見ていると、私はなぜか安心してしまうのである(笑)。

そこへ行くと、吉岡さんは名人芸。この日もイーグルスの2枚組ブートを発掘。
「神保町で見つけたんだ。600円だから買っちゃった(笑)」
あとは500円が2枚。
ポップスに関しては並大抵の話題にくっついてくる、知識面でも名人級である。

ただし、この人も結婚前のデートの途中、中古屋に走った経験あり。
名人 「最初は奥さんもついてきたんだけど、そのうち『ハンズへ行ってくる』って
    (デート中に)別行動するようになった。あんなに面白いのにね〜。
    でも、AからZまでゆっくり見られるようになったから、よかったけど」
全員 「全部見るか〜!」

よく、奥さんが結婚してくれたもんだ。

そして「僕なんか」と言いながら、あちこちのバンドを買いそろえている石川博士。
前回の集会でも、僕が「値下がりを待ってたら、買い逃した!」と悔しがっていた
Eric Woolfsonのソロ(アラン・パーソンズ・プロジェクト)を500円で拾ってきてくれた。
「僕なんか」といいつつ、仲間内で話題になるたいがいのものは持っていたりする。

まりこさんは、正しい書物・語り部の少ないパイロットの「伝道師」を名乗っている。
彼女は、パイロット関連のアイテムで唯一見つからなかった日本盤シングルを探しに
国立国会図書館に行って「拝んできた」というお方。
カセットテープにコピーしてもらおうと思ったら「レコード会社の許可がなきゃダメ」という
お役所に阻まれそうになったが、めげずに東芝EMIに交渉して許可状をもらった。

この話は仲間うちでは有名だったのだが、先日決着がついた。
件のシングルは、つい先日、夫のオヤマさんがレコードフェアで発掘してきたのだ。
その日は「レコード探して20年」のオヤマさんも、さすがに指が震えたと言っていた。

パイロットの場合、研究している人が本当に少ないので、まりこさんも寂しそうだ。
日本一…の肩書も、「私より詳しい人がいたら、教えてほしいことがいっぱいある」
「日本一の座からひきずり下ろしてくれる人を待っている」という逆説的意味がある。

でも、この夫婦に勝てる人は出てこないだろーなー(笑)。

まことに濃い面々に囲まれて、きょうも楽しく飲んできた。


ちょいと時間を逆上って…
第1.5回ご老公ツアー、西新宿漫遊記7月編
1999/07/24 Sat

5月の第1回以来、2か月ぶりにじゃんきぃずご一行と西新宿を視察する。
今回は、まふまふ、Toyoと3人のみ。
西新宿でレコードを見て、「博多天神」でラーメンを食べて、夜はロック酒場という予定。

僕は、いつも大久保駅で降りて、新宿まで歩いて戻るルート。
早い話が、高い店から安い店へと回っていくコースだ(例外はあるが)。

マダムの店の“といめん”では、Toyo君、さっそくシングル・新着コーナーへ。
ところが、私が隣で発掘を開始した通常コーナーにお宝が眠っていたんである。
JPP=ジョー・ペリー・プロジェクトの「熱く語れ!」日本盤シングル3800円。
先に見つけたほうが勝ちという暗黙の了解に従い、JPPは私のカバンに納まった。
*ちと高いが、JPPは数がないので、後述の「ドリーム・オン」とは事情が異なる。

まふはブート末期患者(あきら・Toyo)ご推薦の「One Way Street」2000円を購入。
なぜか推薦盤を手にすると、ためらってしまう不思議なまふまふである。
(そのわりに、ハズレもんを買いかけるので、必死に止める)。
「ジョーの歌うMilk Cow Bluesが入ってるんだよ」
Joeheadsのまふが、これを聞いて買わない訳はないわな(^o^)

そのほか、新宿タワーで「Full Circle」のヨーロッパ盤シングル・紙ジャケを買った。

渋谷のロック酒場で、仕事帰りのこまと合流。やっと女の子2人体制になって
レコード屋巡りではちょっと不完全燃焼だったまふも、ボルテージがあがったのでした。
めでたしめでたし。

注1/渋谷にはロック酒場は3軒ある。私の行きつけは、NOIZEでもDでもないお店である。
注2/その後、NOIZEはももいろ不良ロックおっちゃんの会ご用達の店なった。
    私も月に1〜2度、顔を出しに行くのである。


えあすいの父・上京記念「末期患者の会」
(兼、第1.75回ご老公ツアー西新宿漫遊記)
1999/07/31 Sat

西の巨匠、えあすいの父(T.さん)が東京を攻めに来た(ついでに仕事もして帰ったらしい)。
名古屋のまきんも、夏休み&学校関連の用事で実家に戻ってきた。
これは飲まねばなるまい。
Toyo君主催、ご老公ツーリスト(あきら)後援による「第1回末期患者の会」が行われた。

その前哨戦として、またまた西新宿漫遊ツアーを行う。

既に神保町で一仕事(日本盤シングル「ドロー・ザ・ライン」美品2000円で発掘)を
済ませていたまきんを引き連れ、強引に高田馬場へ。
1時間で中古屋6軒(1軒5分ペース)襲撃して、ぴったり3時に大久保に戻る。
戦果は、駅裏の投げ売り箱で、日本盤LP帯付き「ドロー・ザ・ライン」美品500円也。

ゆうと合流して、まきん、あきらと、前週と同じ男2・女1ドリカム状態でツアー開始。
まきんは、名古屋では発見できなかった「I Don't Want To Miss A Thing」のUK盤
シングルロック・ミックスとポップ・ミックス2枚を同時購入(両方で2000円ちょっと)。

彼は、買い逃した日本盤「ナイン・ライブス+ボックス・オブ・ファイヤー」美品2100円も購入。
もっとも、名古屋に戻ったら、1600円で再び遭遇したらしい。
これは「1枚出ると、続けて出る!法則」という。
最初の1枚目発掘は大変苦労する割に、その後はあっちから寄って来るのだ。
そういうわけで、私も7年探した日本盤「ドリーム・オン」を、昨年連続して3枚買った。

パチンコと同じで、レコード探しにはツキがある。
波にのってるときは、続けて攻める。財布の続く限り買いまくるのがセオリーだ。
そのかわり、波にのれないと、半年間な〜んにも出て来ない時もあるの。
そういう時は、財布の紐をしめてじっとガマン。
なお、「ドリーム・オン」3枚は、1枚平均1500円で発掘した。
閑話休題。

そういえば、前週に某店で見た「Walk This Way」手書きスリーブのサンプル盤4800円は
もうなくなっていた。やっぱ買う人がいたか(注=1)

ゆうは、エアーズで「ウッドストック1994」のビデオ上映に遭遇して金縛り状態。
彼女、このビデオを持っているのに、金縛りになって大型モニターを見てる。
まことに「正しいファンの道」である (^o^)
Joeheadsのゆうにも、まふ同様「One Way Street」をご推薦。
これで某店に2枚残っていた「One Way Street」は、めでたく完売となった。

大奥と5時に合流、ゆうが楽しみにしていた「西新宿横丁名物・つるかめ食堂の
ササミ丼を食べる」というイベントも無事もこなし、渋谷の末期患者の会へ。
えあすいの父、さざんくろす、Toyoの末期患者3名に、大奥、ゆう、まきん、あきら、
遅れてきたタナケン、くりこも加わって、合計9名がエアロを肴に飲み続けた。

注1/ウォーク・ディス・ウェイの「手書き」サンプル。
このページをアップするのと前後して、Yossy\(浪費皇帝)からメールが来た。
「この間、西新宿で『ウォーク・ディス・ウェイ』のサンプル買ったんだけど…」
なんと、仲間内の争奪戦(?)であった。

注2/えあすいの父
2歳のお嬢さんに「エアロスミス」の名前を覚えさせようとしたら出てきた言葉が
「えあすいすい」。以来、えあすいの父と呼ばれるようになった。

注3/タナケン(浪費おーじ2世)
末期患者の1人。西新宿に詳しいが、他地区を回っていなかったため、
西新宿価格=レア盤・ブートの日本標準価格と思い込んでしまった不幸な人。
ご老公・あきらに一喝され「浪費おーじ2世」という称号を授けられる。
「中古屋ガイド『レコードマップ99』をすぐ買うように」と処方を受ける。
彼の話は、また後日。



ももいろけいじばん・上野オフ会
1999/08/21 Sat

うちのロック・リンク集の主要メンバーがお集まりになる「ももいろけいじばん」
第4回オフ会のお誘いを受けた。前回第3回・渋谷大会のときには、先約があって
ちょっと顔見せしかできなかったので、今回が初のフル参戦となる。

出欠不明だったTRUE BRITSの鰤パパさんも、納豆村から駆けつけてくれた。
この日、古巣に戻ってきた鰤さんはレッド・ツェッペリンの「フィジカル・グラフィティ」の
日本盤初版帯・ポスター付きをAレコードで3000円で発掘してきた。
今は納豆村に転勤中の鰤パパさんだが、東京の家はワタシの住んでる町と近い。
つまり「発掘ポイント」は僕と重なっていたのである。
ほとんど倉庫のようなAレコードで、よく掘り出してきたもんである。さすがは鰤パパ。

メーリングリストでもおつきあいのあるエーハブ船長は、夕方までロック・カラオケを
やってきたので、既にエンジン全開、ブレイン全壊で、最初からレッド・ゾーン(笑)。
秘蔵のシングル盤のご開帳に、鰤パパが「査定してあげよう」と猛烈なツッコミをする。

この日のメンバー(敬称略)は、
アブラヤ、エーハブ船長、HJ、Keisuke、ごうき、シズカ(変デレラ姫)、
流し目髭雄、ひろし、Ferio@69、鰤パパ、ポコペン、まるちゃん、moonweed、
Yasu、ユキノ姫、そしてAkiraの16名。
1人1人コメントすると、それだけでページが出来てしまうくらい濃い皆さまだ。
20代から40代まで入り乱れて盛り上がった。年齢層に広いのオフ会は楽しい。
しかし、暴走ギャグおやじ・ごうきパパが、オフでは「一応ふつーの人」だったのが、
ミョーにおかしかった。

ところで先週は「ホームページ1号」オフ会、今週は「ももいろけいじばん」オフ会、
来週は、エアロじゃんきぃずの皆様と下北〜渋谷爆撃ツアー&オフ会。
土曜日3週連続で、私の肝臓は大丈夫なんでしょーか?
なお、銀行に行き損ねたので本日は発掘活動はお休みでした



会社帰りに寄り道発掘
1999/08/23 Mon

当たり前だが、会社帰りに途中下車して発掘作業もする。
きょうは定期券の範囲内、乗換駅で降りてトライアングル地帯を「定期巡回」。
鰤パパさんもご推薦の太陽軒=仮名=で、エアロ関係を2枚発掘。
ドロー・ザ・ラインのコレクターズ・チョイスC(CD初期米盤でジャケがちょっと違う)1100円
ビーバス&バットヘッド日本盤サンプル未開1300円。

もう1軒では、「リビング・オン・ジ・エッジ」日本盤CDシングル・サンプル500円、
「クライン」同サンプル盤600円。
「エッジ」のサンプルは3枚目だったので、Toyo君のとこに嫁入りすることになった。

やはり、西新宿と違って郊外は安くてよろしい。

「勝負!」の中間報告
1999/08/26 Wed

もう寝ようと思ったところで…、ほら、どっかで読んだような文章でしょ。
そういうときに限って来るのだ! 大切なメールが!!

ナシつぶての中古盤屋に、「これは当方の書き方が悪かったのかな?」と思って
再度メールした。今度は、住所とクレジットカード番号の半分まで書いて送った。
カード番号は悪用されると困るので、セキュリティのないところは「半分書くから、
返事が来たら残りを送るよん!」という、土屋先輩に教えてもらった手法である。
メールで海外ツーハンに挑戦するときに、この方法は覚えておいたほうがよい。

で、前回と違って、「全部ありたけ買うから在庫調べて返事チョーダイ!」と
やったわけだ。お返事は「33枚中、22枚あります。136ドル、まいどありー」。
買い逃した11枚中の5枚は、既に持ってるので、あきらめましょう
偶然だが、買えた22枚の中でもダブリがちょうど5枚ある。
(前に買った価格より、今回のほうがずっとずっと安かったのだよ、実は)
送料込み、1枚あたり700円は、ネットツーハンではまあ安いほうか。
Train Kept A Rollin'とS.O.S(too bad)を逃したのは痛かったが、これは次回に。

さて、いつになったらやってくるでしょうか、この便は(この項目続く)



第2回ご老公ツアー漫遊記・下北沢〜渋谷編
1999/08/28 Sat

5月から計画していた、じゃんきぃず有志を率いての下北沢〜渋谷ツアーだ。

じゃんきぃずって? というと、のむのLet The Music Do The Talkin'
「じゃんきぃ・ちゃっと」常連である。会費も会則もない。年齢もバラバラ。
土曜日のチャットに毎回のように出ていて、このツアーの話を聞きつけ、
「私も行きた〜い! 連れてって!!」と言えば参加できる…というものである。

午後3時下北沢集合で、中古屋5、6軒回って渋谷に移動、飲み会である。
参加者は、レコードツアーから=大奥、Haruko姉、Toyo、Akira、
飲み会で合流=ふくやす、浪費王子2世タナケン、ゆう、こま=計8名。

今回のツアーは、Akira、Toyoという鑑定士(?)が同行するのが目玉。
中古屋で「高い。やめとけ!」「安いから買っとけば〜」なんて声が飛び交う。
既にツアコンの私は火曜日に下見をし、どこに何が埋もれているか確認済。
目玉商品は「ホーム・トゥナイト」の日本盤シングル美品2000円。
西新宿じゃないので、土曜日まで店で寝かせておいても売れないと判断して
「リリース」しておいた逸品だ(なかなか簡単には出て来ない盤だよ)。

発掘ツアーは、男2人なら3時間15軒爆撃ペースだが、女性が交じったので、
ペースダウン。しかも「おきらくシスターズ・会員番号1」の大奥がいるので、
チョーゆっくり回ることを考えなきゃいけない(笑)。目標は半分の8軒にダウン。
(のんきにおきらくごくらくツアーで、結局7軒しか回れんかった)。

さて、下北沢6軒・渋谷1軒を回った戦果は、

本当は「Pump」の中古LPが欲しかった・大奥
「イート・ザ・リッチ」日本盤CDシングル美品=850円(注1参照)。
「ライブ・クラシックス II」アメリカ盤LP美品=850円
「グレーテスト・ヒッツ」アメリカ盤LP美品=850円
キッス「地獄のロック・ファイヤー」アメリカ盤LP普通=500円。
ディープ・パープル「紫の炎」アメリカ盤LP普通=500円。
キース・リチャーズの1988年ハリウッドのブートCD2枚組=2000円。
ガンズ&ローゼズ「Appetite For Destruction」
                  変更前ジャケ・アメリカ盤普通=2580円!

ジャンケンで勝って「ホーム・トゥナイト」獲得!・Haruko姉
「ホーム・トゥナイト」日本盤シングル美品=2000円。
ジョー・ペリー・プロジェクト「熱く語れ!」アメリカ盤LP美品=1000円。
・・・ほかにも何か買ってたけど、忘れた。

寝不足でも頑張ってました、名アシスタント・Toyo
「ダン・ウィス・ミラーズ」アメリカ盤LP美品=850円

実は3時間しか寝ていなかった! とっても (。_ 。)zzz...でした・Akira
「アメイジング」日本盤CDシングル美品=850円(注1参照)。
バーズ「グレイテスト・ヒッツ」アメリカ後期盤・LP美品=660円。
モンキーズ「ゼン&ナウ−ベスト」アメリカ盤LP美品=660円。
*頼まれもの/ムーディー・ブルースの放送局用3枚組LP=2880円。
*同/ジャスティン・ヘイワード&ジョン・ロッジ「ブルー・ジェイズ」
                         アメリカ盤LP美品=680円。

「大奥ストッパー」役のはずのHaruko姉だが、どの店でも2人そろって
ピーチクパーチクひばりの子。足元の段ボール箱にガンズのアペタイトが
眠っているのに、それも気付かずおしゃべりに夢中なのである。
「口を動かすなら、手を動かさんかい!」とご老公・Akiraに一喝されたのは
言うまでもない。
大奥=ご老公ツアー=ガンズ発掘というのは、ジンクスになりつつある。
レア盤を、西新宿暗黒地帯価格の半額以下で拾ってしまうのである。

Haruko姉は、結婚して実家を出たら「知らないうちに捨てられてしまった!」
という涙の「ホーム・トゥナイト」のシングル盤とン年ぶりに再開を果たす。
興奮のあまり、お釣りをもらって現物を忘れる(!)という舞い上がりようだった。
もちろん、お店の人が止めてくれたけど(^^

お値段お高め「自称・貴重盤専門店」には、火曜日夕方にエアロスミスの
ファースト(変更前ジャケ)アメリカ盤3000円弱が出ていた。これは売れていた。
ただ「オリジナル盤!」と堂々書いてあったが、本当のオリジナル盤というのは
裏面の曲目で「WALKING THE DIG」と誤植のあるヤツなんである。
あったのは修正されたセカンドプレスだった。

注1/以下のCDは日本盤シングルが普通のお店で新品を売っている。
       リビング・オン・ジ・エッジ
       クライン(1993/07/21発売)
       アメイジング(1993/11/21発売)
       イート・ザ・リッチ(1994/03/24発売)
       ブラインド・マン(1994/11/02発売
    いつ廃盤になってもおかしくない古いシングルなので、欲しい人は今のうち!
注2/黄色い値段のアイテムは、渋谷レコファン・ビーム店=実名=で発掘された。
    白文字が下北沢発掘物件である。
注3/下北沢にレア盤専門店は基本的にない。西新宿と違い毎回お宝があるとは
    限らない。ただ「おお!」というものが、年に1回か2回出る程度である。
    足しげく通う根気強い人にはお勧めするが、西新宿に慣れてしまった
    せっかちさんには「行ったけど何もなかった!」と言われるのがオチなので、
    推薦できない。ハイロウズのメンバーが昔バイトをしていたラーメン屋とか
    冷やかしながら町を楽しむ感覚でいかないと、電車代の無駄である。

2000年1月編:再開しました!




Copyright : Akira 1999