別館・図書資料館
Reference Book
エアロスミスをもっと知るための参考書
[1999/10/05作成、2002/01/03-改訂ver1.3]


    Walk This Way エアロスミス自伝
    エアロスミス&スティーヴン・ディヴィス著(奥田祐士訳)
    ソニー・マガジンズ/2900円/ISBN4-7897-1278-8
    版元品切れ・重版未定

    ●エアロスミス公認、日本語版600ページに及ぶバイオグラフィー。
    日本版は1998年3月のジャパン・ツアーに合わせて出版された。
    「エアロのことをもっと知りたい」なら、これを読みなさい!
    ●巻頭から、スティーブンがいかにして悪癖・ドラッグとの決別を
    果たしたか…から物語が始まる。バンド解散の危機、再生まで
    メンバーと関係者の証言で構成した労作だ(1997年までを掲載)。
    アルバム録音過程も記されており、音楽面の分析にも大変便利。
    ●翻訳(奥田祐士)がていねいなのもポイントが高い。メンバーが
    毎週見ていた番組も、ちゃんと調べ上げて邦題で書いている。

    WALK THIS WAY -ウォーク・ディス・ウェイ
    恋川碧子&ルーディーズ・クラブ編
    シンコー・ミュージック/2500円/ISBN4-401-61555-7
    入手可能

    ●同名だが、こちらのほうが1年早く1997年2月発売。
    ●「<お説教><やりたい気持ち>…、曲目の邦題は私がつけた」と
    言うエアロスミス初代担当ディレクター・野中規雄インタビューで
    始まる「日本のファンの視点から見たエアロスミス」の本。
    ●1977年来日時の密着記録、当時のファンクラブ、エアロスミス・
    リサーチの会報、雑誌の記事再録と、若いファンの知らない1970-
    1980年代のエアロスミスの姿を発掘しようとする好企画の歴史書。
    ●イエモン・菊地英昭によるレコード解説まで、全編どこをとっても
    「好きなやつ」が徹底的に語る構成も上出来。これもお勧め。

    エアロスミス全曲解説
    マーティン・パワー著(染谷和美訳)
    シンコー・ミュージック/1500円/ISBN4-401-70137-2
    入手可能

    ●数々の男の子ファンをコレクターの道に迷い込ませた迷著。
    1998年のジャパンツアーに合わせて出版。
    ●原書は「ゲット・ア・グリップ」までの全収録曲のウンチク、
    感想を書いたもの。「ナイン・ライブス」は日本側で加筆。
    ●圧巻は、日本盤シングルのほぼ全部を見せる巻頭カラー特集、
    後半の海外盤(未収録曲)紹介。このへんの豊富な図版を見て
    男の子はハンティング(中古屋漁り)に目覚めるのだが、実は
    その部分も日本語版で加筆したものである(ソロ作部分も)。
    ●はっきり言って資料的価値があるのは、日本で追加した部分。

    THE COMPLETE GUIDE TO THE MUSIC OF
    AEROSMITH
    Martin Power著 Omunibus Press (UK)
    ●上でボロクソに書いてしまった「全曲解説」の原書。
    CDケースサイズのポケットブック(約140ページ)。
    ●日本版に比べるとステージ写真が多いのが救い。海外通販で
    レコードと一緒に約1000円で買った。アメリカ価格7.95ドル。

    レコード・コレクターズ1992年3月号
    ミュージックマガジン社(売り切れ)
    ●1992年2月の「パンドラの箱」日本発売に合わせての特集号。
    250ページ中、30ページがエアロ特集となっている。
    ●エアロ本がなかったあの当時、食い入るように読んだもの。
    オリジナルアルバム全紹介に、ソロやゲスト参加とデータ満載。
    2冊買って、アルバム未収録曲のところに、既に持ってる盤や
    発掘した中古盤は赤線を引いてチェックしたもんです(^o^)
    ●当ホームページのディスコグラフィーも、この特集号と「全曲
    解説」、そして英国ケラングの特集号「メガメタル」がベースに
    なってます。古本屋で300円で見つけたら買ってください。

●えあすいちゃんのパパ、データミスの鋭いツッコミありがとうございました。m(_ _)m


近くの本屋に置いてない…とお嘆きのあなたへ


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Copyright : Akira 1999